今回は、毎日の生活の中で、カンタンに取り入れられる問いをいくつか紹介しますね。
どれも、シンプルなものなので、気軽にはじめてみてください。
1:どうすればいいと思う?
お子さんはたくさん失敗をしますよね。
成長をしていくということは
失敗を重ねていくということ。
失敗のない人生では
きっと、成長もないではないでしょうか。
失敗を成長につなげていける関わり方をしたいですね。
お子さんが、なにが失敗をした時。
例えば、飲み物をこぼしたとしましょう。
そのときに、ついつい「なんで、こぼしたの?」と問いかけがちです。
宿題をしない時にも
「なんで、宿題をしないの?」と言いますよね。
なんで?が思考を奪う
この「なんで?」という問いは注意が必要なんです。
多くの場合(そうでない場合もあります)、
「なんで?」と聞かれると
「言い訳」が返ってきますよね。
「なんで宿題しないの?」と問いかければ
「わからないし」
「楽しくないし」
「遊びたいし」と、「言い訳」が返ってきます。
これは、そういう問いなのです。
「なんで?」と問いかければ
100%の確率で「言い訳」が返ってきます。
なのに
僕の母親は
「なんで宿題しないの?」という問いに
「遊びたいし」と答えたら
「言い訳しないで!」と怒っていたんです。
こんな理不尽なことないですよね。
言い訳しか返ってこない問いかけをしておいて、言い訳するな!って言うですよ。
めちゃくちゃ理不尽です(笑)
どうすれば?で未来を創る
そんな時には
「どうすれば?」と問いかけてみましょう。
「なんで宿題しないの?」ではなく
「どうすれば、宿題できる?」に変えるのです。
この「どうすれば?」という問いかけをすると、
こちらも100%の確率で「解決策」が返ってきます。
「どうすれば?」は、解決策を引き出す問いなのです。
問いを変えるだけで、未来は変わる
ここからが大切なのですが
あなたが「なんで?」と問いかけると
言い訳が返ってくる。
そして、ちょっと嫌な空気になる。
そして、未来は何も変わらない。
でも、
あなたが「どうすれば?」と問いかけることができると
解決策が返ってきて
未来を変えていくことができる。
同じ相手でも
問いかける問いを変えるだけ
未来は全く違ったものになりますね。
「なんで?」と問いかけてしまいそうになる時
「どうすれば?」に変えてみてくださいね。
次回は、問いかけた後の反応について、お話しますね!
同じ問いをしても、あなたの反応次第で、結果はまったく変わってくるんですよ。