例えばさ
「叶わない夢」だってあるよね。
もちろん
夢を描いて、その実現に向けて行動をしていく生き方は、とっても素晴らしいと思うし、僕もそう生きている。
しかし
叶わない夢だってある。
というか、叶わないことの方が多い。
世の中、思い通りにならないことの方が多くて、その葛藤の中で、人は磨かれていく。
安易に、「叶わない夢なんてない!」と言い切るのは危険だし、幼稚だなーと感じる。
夢を見ることの「楽しさ」
その実現に向けて、諦めることなく行動し続ける「想いの強さ」
そして、それでも叶わないことがあるけど、そこでどうするかという「しなやかさ」と、また立ち上がる「自信(自分を信じる力)」
それが大切な気がするぞ。
あとさ
どうやっても「自分には向いていないこと」だってあるよね。
それは、他人が決めることでも、性格や能力診断みたいなもので図れるものではなくって、自分がやってみれば分かる。
僕だって、武道館を一杯にしたいなと夢見て、ギターを買ったことがある。
でも、大学に入って、友達と初めてカラオケに行った時に、自分の音痴さに、激しく気付いた。
笑
「あなたの才能は○○ですよ」と教えてもらわなくても、外に向けて発信してみれば、すぐに分かる。
向いてないものは続かないし、向いてることはびっくりするほど、自然にうまくいく。
また
同じように
「努力は報われるから、がんばれ!」というのも危険で幼稚だなと思う。
本当に行動してきた人であれば、報われない努力があることも知ってるだろう。
だから、どうした。
「100」の努力をして、「100」報われるはずがない。
世の中、そんなにラクではなくし、それでは楽しくもない。
「100」の行動をして、「1」報われるくらいでちょうどいい。
というか
イヤなことや、やらされてることをしてるから「努力してる」と思うことになる。
楽しいことをしていれば、「努力してる」とか「がんばってる」なんて思うこともなく、ただ行動していける。
しかも、その行動自体が楽しいのだから、思う結果にならなくても後悔はないだろう。
中には、結果がでなくても、その過程に意味がある!という人もいるだろう。
僕は、同じ過程を踏むのであれば、苦しいよりも楽しい方がいいし、早く実になると思う。
「努力は報われる」ではなく
「楽しいことを極めようぜ!」の方がいいな。
「苦労は買ってでもしろ!」というのもどうかな。
苦労なんて、買ってまでしなくてもいい。
というか
本当にやりたいことも見つけ、その実現に向けて一生懸命になっていれば、その道の途中には、驚くほどの苦労がやってくるだろう。
しかし、夢を叶える過程でやってくる苦労は「いやいや」ではなく「ワクワク」するものだ。
そんなストイックにならなくたって、楽しく壁を乗り越えることだってできる。
現に、僕は、周りの人からすれば、「よく、そんな苦労をしましたね!」と驚かれる。
が、本人は「ただ楽しいから夢中になっていた!」だけだったりする。
ただ「経験」はたくさんした方がいいと思う。
美しい経験と、醜い経験をできるだけたくさんした方がいい。
「苦労は買ってでもしろ」ではなく「経験は買ってでもしろ!」だな。
こんな感じで、昔には正しかったことも、今の時代には合わなくなっていることもある。
盲目的に信じるのではなく「本当にそうだろうか?」と疑ってみることが大切かなーと思うよ。
そして、自分の経験から生まれた言葉で、子どもたちに語っていきたい。
この記事を読むと、私はそうは思わない!という人もいるだろう。
けど、それでいい。
答えは1つじゃない。
違う意見に反対する必要はなくて
あなたは、あなたの思うことを大切にすればいい。
ここでは
いろんな価値観の可能性があるのでは?という提案をしたいだけなんだ。