【CUBA-09】ゲバラはどこに?

昨日から泊まってるCASA(民泊)の宿は、なかなか快適だ。

お湯は、あいかわらず出ないんだけど、水量は「シャーーー」にはほど遠いが、「ジョボ」から「ジョボジョボ」くらいにはなった。
ベッドも大きく、4人は軽く泊まれるくらい広くて、清潔だ。

ただ、玄関の鍵を預けてくれなくて、帰ってくる度に玄関のブザーを鳴らして、家の人に開けてもらわないといけない。
こっちの勝手な気遣いなんだけど、たびたび呼び出すもの申し訳ない気がして、気軽に帰れないのが難点だ。なんせ、前にも書いたようにキューバには「トイレ」がない。宿のトイレは貴重なんだけどな。

ブラジル美女と…

今日は、朝から楽しみにしていたことがある。

「Air B&B(エアビー)」というサービスがあって、主には民泊の斡旋をしているのだけど、日本でそれを見ていたら「民泊」だけでなく「体験」の仲介もしていた。キューバの人が、自分ができることをエアビーに登録していて、気に入ったサービスを買うことができるシステムだ。
「葉巻の吸い方を教えます」「ラムを使ったカクテルを紹介します」「ハバナの歴史を尋ねるツアーです」など興味深いものが並んでいる。

その中に「ハバナの町並みで写真を撮ります」というのがあったので、申し込んでいたのだ。(5000円くらい)
定員は4名。どんな人達と時間を共にできるのかも楽しみだ。

「9時半に国会議事堂の前に集合」ということで、キューバにきてはじめて、ヒゲを剃りワックスをつけて、待ち合わせ場所に向かう。

きっと時間にはルーズなキューバ人だから、待ち合わせ場所にも誰もいないだろうと時間ギリギリに行ったのだが、もうすでにカメラマンと1人の女性が立ってた。
挨拶をすると、ブラジルから一人旅で来たらしい。背負っていたバックパックには、いろいろな国旗のワッペンが貼ってあり、「これ、いいね!」と言うと「これまでに行った国なの!」
残念ながら、日本がなかったから、「次は日本にも来てね、いろいろと案内するよ」という差し障りのない話をする。
たいした会話でもないんだけど、お互いが盛り上げようと必死だから、会話も自然と盛り上がるよね。

あと2人がなかなかこない。10分待っても、20分待っても来ない。30分も待って10時を少し過ぎたことに、ド派手な格好をした黒人さん姉妹(ブラジル人)がのんきな顔してやってきた。

「待たせてごめん!」なんてことは皆無で、「やあ!」ってのんきなもんだ。日本だと嫌な気持ちになるところかも知れないが、なぜかキューバにいるとそうはならない。
きっと「キューバだからな…」と諦めているんだろう。この感覚のまま、日本に変えることができるといいのだけど…。

早速、カメラマンに促されるまま、街を散歩しながらフォトジェニックなポイントで順番にカメラも前に立つ。カメラマンの方も、何回もやっているそうで、撮影ポイントも、必要なポーズもよく分かっていて、撮影はサクサクと進んでいく。

歩いて移動している間も、ブラジル人姉妹とは「最近、日本の女子の中では、何が流行ってんの?」「ブラジルは?」なんて話で盛り上がる。僕が流行に疎すぎて、たいした情報を提供できないのが残念だ。

もうひとりのブラジル人さんとは、「ブラジルでも、お寿司が流行ってるのよ!」と教えてもらう。どうやら、酢飯の上に、クリームチーズを乗せて、海苔で巻いて食べるのが流行ってるらしい。いや、それは、「寿司」なのか…?(笑)

トーキョーで食べたお寿司の写真を「これが、本物のお寿司だよ」と見せてあげると、テンションはマックスに!!「わぁ!やっぱり日本に行く!これを食べたい!!」って他の2人も巻き込んで盛り上がってる。
「ちなみに、このお寿司は100ドル(1万円)くらいだよ」と言うと、目を丸くして一瞬で意気消沈してた。「やばい、がんばって働かなきゃ…」だって。

途中、オープンカーにみんなで乗ったりしながら、撮影自体は3時間くらいで終了。最後に、みんなでカフェバーでモヒートを飲みながら談笑する。こんな時に、もっと英語が話せるといいのになーと思う。
僕が英語をマスターするよりも、グーグルが自動翻訳を開発する方が現実的だと思っていたのだけど、やはり、機械に頼らずにスムーズに会話ができるといいな。通じ会える幅が広がりそうだ。日本に帰ったら、英語はちょっとがんばってみよう。
最後には、お互いのフェイスブックを交換して別れる。またどこかで会えるといいな。

今日のランチは…

街を歩き回ったので、お腹がすく。
この辺りは、ハバナの中でももっとも観光客が集まるエリアなので、ランチをやっているカフェも人で一杯だ。外にまで列ができてたりする。
そんな中、1人で席を使う勇気もなくて、また「テイクアウトのピザ屋」に行ってみる。昨日とは違うお店だ。

メニューをよく見てみると、ピザ以外に「ハンバーガー」もある。レジの横にあるガラスのケースの中に、ミンチ肉をパンで挟んだだけのハンバーガーが並んでる。もう長いこと置かれていたのか、ツヤがなくなってパッサパサだ。この炎天下の中、長い時間放置されて、しかも何の肉かもよく分かんない。

「なんでもチャレンジしてみたい!」と思う僕だけど、さすがにこれは怖い…。25才の頃にバックパッカーの旅をしたのだけど、その時だったら、躊躇することもなく食べただろうな。
時間に縛られる生活に疲れた!と海を越えてきたのに、帰国する日が決まっている旅だと、時間を有効に使いたくて、無難な選択をしてしまいがちだ。自分の中の矛盾にニヤリとしながら「ピザとお水くださーい」と声を大きくする。

ゲバラの家に向かうも…

お腹も満たされたところで、午後からは「チェ・ゲバラの家」に行くことにした。

ハバナは河口にある街で、チェ・ゲバラのお家は河の向こうにある。こちら側の川岸に立てば、すぐ対岸に見えてる。向こう岸とは橋ではなくて、海中トンネルでつながっていて、ちょっとがんばれば歩いていけそうな感じ。

地図を見ながら、海底トンネルの入口まで行くと、歩道のようなものもある。よしよしと進んでいったら、トンネルの入口にいる人に呼び止められる。
何か大きな声で言ってるのだけど、横を多くの車が通り過ぎるから、全然聞こえない。
「なに言ってんのか、わかんないよ!」と日本語で叫んで、歩みを進めようとすると、その彼が走って追いかけてきた。
「なに?ちょっと怖いぞ!」と身構えてると、彼はしきりに「タクシー!タクシー!!!」と言ってる。なんだよ、タクシーの勧誘かよ…。こんな危機迫った顔で言わなくても…。

「いや、タクシーはいらない、歩いていくんだ」と言うと、彼が「いや、ここは歩いちゃいけない所なんだ。車でしか通れないんだよ!ほら、あそこに書いてある!」と指さした先には、「歩行者禁止マーク」が。
トイレのマークもそうだけど、こういったものって世界共通デザインなんだね。しかも日本の「歩行者禁止マーク」よりも、斜めの赤い線が太くて「絶対ダメ!感」が強い。これは、さすがに怒られそうだ。

親切にしてくれたのに、嫌な対応をしてごめんねと、謝罪と感謝を伝える。ちなみに彼はタクシードライバーでもなく、ほんとにただただ通りがかっただけの一般人だった。なんていいやつなんだ。

道を戻り、改めてタクシーを探す。距離的にはどう考えても5ドルくらい(5分くらい)の距離なのに、みんな10ドルだ!とふっかけてくる。
車でしかいけないから足元を見てきやがって!!と思いながらも、ほんとに車でしかいけないのだから、それもタクシーの価値だなと思い直し、10ドルで連れていってもらう。
タクシーで地下トンネルを通ると、途中で歩道はなくなるし、以外と距離はあるし、真っ暗だし、歩かなくてよかったと深く反省をする。

カップルに悶々とする

向こう岸には3つの見所がある。「モロ要塞」「カバーニャ要塞」と「ゲバラのお家」だ。近い所にある「モロ要塞」の前でタクシーを降ろしてもらい、あとは歩いて回ることにする。

「帰りのタクシーを探すのが大変だから、あと15ドルくれたらここで待っていて、また対岸まで送ってやるよ!」というタクシードライバーの提案を「こんなに観光客がいるのに、タクシーが見つからない訳ないだろ!」と思い「ははは、そうかもね。でも大丈夫だよ」と愛想笑いをしながらも冷たく断る。

モロ要塞は、河口に作られた要塞で、ここから岸に近づいてきたり、河に入ろうとする船を警戒していたらしい。石造りの大きな建物で、青い空と白っぽい石壁が目に痛い。「このコントラストは、20年前くらいにエジプトで見た景色と同じだなー」と遠い記憶に想いをはせながら、中を見て回る。

中は展示室になっているところもあって、近くの海から引き上げた沈没船のお宝とかが紹介してあったのだが、それ以外の見どころはなくてウロウロしていたら、相変わらず陽気なキューバ人に「向こう側の石壁に上がると、オールド・ハバナの街と海が見渡せて、きれいだぞ!」と教えてもらう。

炎天下の中、はぁはぁと息を切らせ、ながーーーい石階段をあがると、視界がパーンと開ける。360度、ここより高い建物はなくて、青い空に包まれていく。これはいいぞーとテンションを上げながら、街が見える所まで行くと、そこには先客がいた。
西洋人カップルが石垣の上で抱き合ってる。女性が男性の上にまたがり、熱いキスを交わしているところだった。あら、まあ。でも、そんな気分にもなるよね。邪魔するのも悪いな…としばらく遠くから見守ることにする。
のだが…、10分経っても、15分経っても、ずーっとチュッチュしてる。こっちは、独身、一人旅で、そういった甘いロマンスからは離れて久しいのに…。

なんか羨ましくなってきたので、これ以上待つのをやめて、道を引き返す。ハバナで一番の絶景ポイントの20メートル手前であえなく断念。
(帰国前に時間があったから、もう一度来てみた)

なんか、悶々とした気持ちを抱えながら、モロ要塞を後にして、隣のカバーニャ要塞へ。歩いて10分くらい。

カバーニャ要塞で絡まれる

緩やかな坂道を下っていくと、料金を払ってくださいねと言わんばかりの小屋がある。その前には人だかり。
なんでも、チケット販売の係員さんがトイレに行っていて、帰ってくるのを待っているらしい。なんともほのぼのとした景色だ。
10分くらいすると、彼女がトイレから帰ってきた。軽く20人くらいは待っているのに、ゆっくりゆっくり歩いてくる。
こういうハートが強い所と、周りの人の目よりも自分の快適さを優先するあり方は、本当に見習いたいところだ。

順番を待ってチケットを買う。
これは、他の博物館とかもあるシステムなんだけど、このチケット販売所でお金を払うとレシートをくれる。このレシートがいらないからと捨ててはいけない。なぜか数十メートル進んだあたりに別の係員さんがいて、そのレシートを回収するのだ。
もちろん、レシートがないと入れない。このシステム、おもしろい。チケット売り場から、チケットを回収する人の間まで、道は一本だし、誰も入ってこれない。レシートを回収する必要ある??(笑)国民に働く場所を提供するために、むりやり仕事を作ったのかなーなんて思いながら、カバーニャ要塞の中に入っていく。

ここカバーニャ要塞の見どころは「チェ・ゲバラのオフィス」だ。
革命後、政府の要職についた彼は、ここにオフィスを構えて仕事をしていたらしい。そのオフィスが当時のまま残っている。これはテンションがあがる。憧れというには、言葉が薄っぺらいのだけど、あれだけの仕事を成し遂げた人が、自分の仕事場をどんなふうに作っていたのかは、とても興味がある。

建物は以外と小さくて、3部屋しかない。その内、2部屋は展示室になっていて、ゲバラの遺品や写真などが飾ってある。これはこれで楽しい。残る一部屋には、彼が使っていた机と椅子がそのまま残してあった。

「せっかくだから、座ってみたいな!」と思っていたのに、部屋の入り口にロープが張ってあり立入禁止になってる。
「こっそり入ったら分かんないかな」とも思ったのだけど、腕っぷしの強そうなおばさまが、部屋の隅から睨んでくるから無理そうだ。
ロープ越しに空気を感じてみる。大きく開いた窓からは海風が入ってきて、心地いい空間だ。この景色を見ながら、何を考えていたんだろうなー。

じっくり味わったので、なぜかハイテンションな西洋人さんツアー客に巻き込まれながら、カバーニャ要塞を後にする。何人か集まると気が大きくなって、1人ではしないようなことまでしてしまうのは、西洋も東洋も同じなんだね。おじさんが大砲にまたがって写真を撮ろうとして怒られてた。
渋谷でハロウィンの時に馬鹿騒ぎする人たちと親戚に違いない。

どうか、こちらに構わないで…と祈りながら、次はゲバラの家を目指すことにする。今度は徒歩で20分くらいだろうか。

太陽が容赦なく照りつけて、歩いてるだけでも汗が吹き出してくる。道の途中、また例の如く「撃ち落としたアメリカの飛行機」を野ざらしで展示してるスペースがあったのだが、本当に野ざらしで置いてあるだけなので、誰も見向きもしてない。飛行機の残骸を見てもね…。

ゲバラの家に、ゲバラはいない…

そうしながら、海沿いに道を進んでいくと、ゲバラのお家があった。玄関の上に大きく「チェ」と書かれてるからわかりやすい。郵便が間違えることもないだろう。

門のところで写真を撮っていると、また腕っぷしの良さそうなおばさんが玄関から出てきて、じっとこちらを見てる。あら、何か悪いことしたかな…、写真禁止?とか想像を巡らすも、別に怒られはしない。手招きする彼女に誘われるまま、玄関に入ってみる。

中は、いくつかのお部屋に分かれていて、ベッドルームなんて、当時のベッドがそのまま残っていたりする。
この時間、お客さんは僕だけで、ここを1人で独占できるのは嬉しいな!ゆっくり味わえるぞ!なんて思っていたのに、なぜか、さっきの係員のおばさんが僕にピッタリついてきて、僕の一挙手一投足をじーーと見つめてくる。ニコリともせず。なんか、大切な彼氏とのデートでもあって早く帰りたいのかな…という感じだ。ためしに「どした?」と聞いてみたけど「べつに…」と(笑)

彼女とせめぎ合いながら、ゆっくり部屋を見て回るのだけど、なんかしっくり来ない。遺品や写真などが展示してあったりするのだけど、この建物全体に生活感がないのだ。たしかに建物自体は「家」のような感じなんだけど、誰かが住んでいる(住んでいた)という感じがしない。
テーマパークの中にある「作られた建物感」がいっぱいだ。なんでだろう。きっと、ここにはゲバラはいない。美しくて、きれいなんだけど、手垢が感じられないのかもしれない。ここで、革命家ゲバラではなく、一個人ゲバラに会えるかなと期待していたのだけど、その想いは叶わなかった。

ちょっとさみしい気持ちを抱えながら、日も落ちて来る時間になったので、ハバナの街に戻ることにする。

人の言うことは聞きましょう

ん?今、気づいたけど、タクシーがいないぞ…。というか、人がいない…。困った…街に帰れない。そう言えば、ここに来る時に乗ったタクシードライバーが「帰りのタクシーが捕まらないから待っていてやる」と言ってくれたのに、冷たくあしらってしまったことを思い出す。
人の言うことは聞くもんだなと、40才も越えて反省する。ここで待っていても、本当にタクシーが来る気配もないので、モロ要塞を目指して来た道を戻ることにする。あそこまで行けば誰かいるだろう。

性格的に、同じ道を2回通るのが楽しくない。もう1回見た景色に興味が持てないのだ。「ちぇ、めんどくさい性格だなー」と自分に悪態を付きながら、遠回りする道を選んで、てくてくと進んでいく。

足を棒にしながらモロ要塞まで戻ると、何台かのタクシーが並んでいた。手前から順番に声をかけるも、どれも「往復で契約してて、乗せてきたお客さんを待っているタクシー」だった。

ガーン、本当に帰れない…。トンネルが歩けないことはさっき良くわかったしな…。でも、まぁしばらく待ってれば、僕と同じように片道だけのタクシーが一台くらい来るだろう…と縁石に座って、タクシーを待つことにするも、本当に来ない…。

そろそろ、ここも閉館だろう。閉館したらますますタクシーが来るはずがない。あら、僕、ホテルとこんな目と鼻の先で遭難??ここで一夜を明かすことになる?それはそれで楽しいのか?なんて妄想しながら遊んでいたら、さっきカバーニャ要塞で大砲に乗って怒られていた西洋人グループが、ズラズラと建物から出てきてバスに乗り込んでる。
これはラッキーだ!ダメ元で添乗員さんらしき人に「街まで行くんだよね。途中まで乗せてよ!」とお願いすると、あっさり「いいよ!」とのこと。
さっきまで、僕を巻き込まないでーなんて避けていたグループに、自分から巻き込まれにいって助けてもらうんだから、人生、ほんとに分からない。

昔、亡くなったじいちゃんが「どんな人にも親切にしとけ、恩は返ってくるもんだから」と言ってたのを思い出す。今になって、やっと心から納得いきました。おじいさま(笑)

こうして、無事に街に戻ってこれた。

キューバではじめてのプチ詐欺

優しい添乗員さんのおかげで、夜ご飯には少し早い時間に街に戻ってこれた。今度は対岸からさっきまでいた要塞を眺めてみようかなと、海を目指す。

防波堤には、たくさんの人が腰掛けて、夕暮れのひとときを思い思いに楽しんでる。幸せそうにハグをしているカップル。竿はなくて、針と糸だけで釣りをしてる人。グループデート的な感じでキャッキャ言ってる若者グループ。みんな、心地よい時間を過ごしてるんだろう。

僕も防波堤に腰掛けていると、ギターを片手にしたおじさまが話しかけてくる。「どこから来たの?」「キューバは初めて?」「いつ帰るの?」なんてことをフレンドリーに話しかけてくる。

この人達の心にすーーーっと入ってくる感じはすごいな。土足で踏み込まれている感じもなく、気がついたらそこにいたという感じで、人の心に入ってくる。

今日は、たくさんのキューバ人に助けられたので、こっちも心を開いて受け答えしていると「日本人に歌をプレゼントする!」と言い始め、急に目の前で歌い始めた。彼が歌い始めると、どこにいたのか、バックバンドが現れた。打楽器や、別のギター、コーラス、ただ踊ってる人など総勢5人で歌ってる。そんなに上手でもないけど、歌を聞かせてくれるなんて嬉しいな…とのんきに思っていたら、歌い終わった後に「10ドルくれ」と請求してきた(笑)いや、頼んでないし…。「オレオレ詐欺」ならぬ「ウタウタ詐欺」だな。

いやー、10ドルは払えないな。でも、歌は聞いたしな。ちょっと楽しかったしなと、5ドルだけ渡して引き上げてもらう。

その後も、しばらく同じ場所に腰掛けていると、今度は、西洋人がウタウタ詐欺に掛かってた。聞いちゃダメだ。写真なって撮ったらダメだよー。と遠巻きに眺めるも、まんまと10ドル請求されてた。
これが、今回の旅で唯一出くわした詐欺的なことだった(騙してないので詐欺ではないか…)

そうしてる間に、すっかり日もくれたので、ご飯に。
今日は、さっきの添乗員さんに教えてもらったキューバの家庭料理が食べられるお店に来てみた。豆ごはんに、豚肉に、野菜と、バナナチップ。
ごくごく一般的な家庭料理をいただく。なかなかいけるぞ!

今日も、濃い一日だった。
いつもは、夜中の2時3時に寝て、10時ごろに起きるという夜型生活をしているのに、こっちに来てからというもの、夜の10時には眠くなる。なんて健康的なんだ。
今日もクタクタだ。泥のように眠ろう。おやすみー。

つづく…。

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